N. vagus (X) はMedulla oblongata から起こり、他の脳神経である(A)、(B)と共に(C)
を通って頭蓋腔から出た後、A. carotis interna、A. carotis communis に沿って(D)とい
う結合組織に包まれた状態で頚部を走行する。[1]胸腔に入ったN. vagus の主幹からは、
左右で走行が異なり後に下喉頭神経となる(E)や、Cor (heart) へと向かう(F)等の幾つか
の大きな分枝が起こる。その後さらに複数の細かい枝へと分枝し、左右の迷走神経由来
の繊維が混じり合った状態でAnterior or posterior vagal trunk に再編されて
[2]Diaphragma を越え腹腔内へと達する。[35]